活躍させてあげたい

好きなポケモンの考察

【S12使用構築】ジジレヒレハッサムサイクル【最高2000】

【はじめに】

シーズン12お疲れさまでした。今回は2シーズンぶりにレート2000を達成したということで久しぶりに記事にすることにしました。前回記事にしたジジーロンを使用した構築になります、興味が湧きましたら読んで頂けると嬉しいです。

また、前シーズンも似たような構築で潜っておりましたので対戦した方はありがとうございました。

 

f:id:dagudig:20181028171859p:plain

 

【メンバー紹介】

f:id:dagudig:20181028173146p:plain

 

 

【個体解説】

f:id:dagudig:20180523114446p:plainジジーロン@たべのこし ぎゃくじょう

ひかえめ 185(252)-x-105-177(44)-138(212)-56

ハイパーボイス かえんほうしゃ めいそう はねやすめ

 

以前考察した個体。(URL貼っておきます↓↓)

https://dagudig.hatenablog.com/entry/2018/06/19/093057

 

たまにゴースト技うたれました。おそらく交換読みでしょう。

 

雑な調整

C:+1ハイパーボイスで無振りゲッコウガ確定1、無振りカプ・コケコ高乱数1(87.5%)

 HD:ゲッコウガの珠冷ビ耐え、カプ・コケコのマジシャ+瞑想後マジシャ耐え

 

 

f:id:dagudig:20180608130631p:plainカプ・レヒレ@コオリZ

ずぶとい 177(252)-x-176(196)-122(52)-151(4)-106(4)

ねっとう ムーンフォース リフレクター くろいきり

 

HBくろいきりZレヒレ。HBを調整してあまりを雑に振った。水技がねっとうなのは物理をやけどにできればジジーロンで起点にできる範囲が広がるから。メガバシャをねっとう+バレットで落としやすくするようにCに多めに振った。

 

耐久調整の目安

・特化マンダの+1すてみ高乱数耐え(6.3%)

・特化バシャの雷パンチ超高乱数2耐え(2%)

・特化クチートのじゃれつく+リフレク後じゃれつく確定耐え

・リフレク下特化ミミッキュの+4ミミZ確定耐え

 

 

 

f:id:dagudig:20181023130256p:plainハッサムハッサムナイト テクニシャン

いじっぱり 177(252)-209(156)-162(12)-x-131(84)-96(4) (メガ後)

バレットパンチ とんぼがえり つるぎのまい はねやすめ

 

Aに多めに振ったハッサム。めざ炎だけ警戒しないと思わぬところから飛んでくる。特によく分からないエスパータイプには注意。

火力のある+2ミミッキュのシャドークローZ+かげうちを耐えないのでBにもっと振りたいと感じた。

ギルガルドとの択が非常に多かった上、ほとんどシャドーボール連打だったので、はたきおとすが最後まで欲しかった。

 

HB:ランドの地震高乱数2耐え(2.7%)

HD:特化ギルガルドシャドーボール高乱数2耐え(6.3%)

 

 

 

f:id:dagudig:20180608130605p:plainアーゴヨンこだわりスカーフ

ひかえめ 148-x-93-196(252)-94(4)-173(252)

ヘドロウェーブ りゅうのはどう かえんほうしゃ とんぼがえり

 

普通のCSスカーフアーゴヨンハッサムとの相性の良さで採用。最後まで一番微妙だったけれど、このポケモンで3タテする試合もそこそこあったため抜けなかった。

 

 

 

f:id:dagudig:20180608131034p:plainボルトロス@カクトウZ

おくびょう 175(164)-x-91(4)-175(76)-102(12)-168(252)

10まんボルト めざめるパワー(氷) きあいだま わるだくみ

 

補完①。上3体で苦手なポケモンを見る枠。調整もメジャーなものなので特にいうことはありません。

 

 

 

f:id:dagudig:20180608130739p:plainゲッコウガきあいのタスキ へんげんじざい

むじゃき 147-147(252)-87-124(4)-81-191(252)

ダストシュート けたぐり がんせきふうじ れいとうビーム

 

 補完②。ボルトロスと同様の理由で採用。技構成は変わっているがこのポケモンも特にいうことはない。

これまであまりゲッコウガは使ってこなかったが、使用感としては本当に強い。普段からゲッコウガの処理には困っていたのだが、レートの高い人相手でも物理型をあまり考慮されず、少し意外だった。

 

 

 

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以上で構築の紹介は終了になります。

ここからは構築の軸となった3匹のサイクルについてと、ジジーロンとかいうよくわからないであろうポケモンの強さをお伝えできればなと思います。

 

 

 

 

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【ジジレヒレハッサムサイクルについて】

 ジジーロンをサイクルに介入させるべくして生まれたサイクル。積みポケモンジジーロン)共通の弱点である毒々、またジジーロン単体の弱点である格闘タイプに有利であるポケモンを探していたところHBレヒレという結論に至った。また、この2匹との相性補完と、ミミッキュが受からないことからミミッキュ受けという役割をもち、なおかつサイクルを回す能力があるポケモンとしてメガハッサムを採用し、この3匹を軸として構築がスタートした。

今回使ってみてかなり相性補完ができているように感じたし、それぞれの良さを活かしたサイクル戦ができたのでとても満足している。実際、この3匹を選出した試合が体感全体の3割はあると思っていて、結構完成度は高いと思っている。

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上記のURLをご覧になっていない方のために、今回のジジーロンの型に到った経緯を箇条書きで説明しておきます。

・サイクル運用と、逆上を利用するというコンセプトのためはねやすめを採用

・環境の特殊ポケモンに対する受けだし性能のためH振りだけでは心もとないのでDにも振る

・広い範囲のポケモンに打点をとるためハイパーボイスをメインウェポンにする

・逆上込みでの攻撃が想定されるためC+1ハイパーボイスを基準にダメ計した結果、ひかえめC44振りに決まる(ゲッコウガ確1ライン)

・元々高いCだが、これでもおしきれない相手に対する崩しとして瞑想を採用

・瞑想を採用するにあたり、起点にできる範囲を広げるためH252D212振り@たべのこしがいいラインだと決まる(コケコを起点にできる)

 

 

単体考察より詳しくなってしまった気がしますが、このような流れで今回の型に決まりました。

 

 

 

ヒレハッサムの役割はジジーロンの苦手な部分を補うというもので、今回はこの2匹がそれぞれの役割対象に対してどのような動きをするのかは割愛して、主役であるジジーロンの役割に重きをおいて紹介したいと思います。

 

 

本来ジジーロン単体でみることができるポケモンに加えてミストフィールド込みでの役割対象を挙げておきます。(50音順、赤字は現在の使用率トップ30入り)

 

ウツロイドウルガモスカプ・コケコギルガルド(物理以外)グライオンクレセリアゲッコウガゲンガーサンダージャローダスイクンドヒドイデナットレイヒードランフシギバナブラッキーペリッパーボルトロスポリゴン2ポリゴンZモロバレルリザードンyロトム

 その他、火力のない特殊ポケモン

 

 

これを見てもらえるとわかると思いますが、結構役割広いです。なのでそこそこ選出します。

ジジーロンに加えてレヒレハッサムでみれるポケモンを考えると、様々な構築に対して選出していけることが想像できるのではないでしょうか。

 

 

もちろんこの中にも型によってはジジーロンに勝てるポケモンもいますが、基本的にこちらが有利対面だと思って対戦していましたし、勝てない可能性があるときは、それをケアした動きができるポケモンをパーティにいれておくといいです。←募集中

 

 また、サイクルを回すことが本来のコンセプトであり、ジジーロンが役割対象と対面しても無理に起点にしようとせず削ることを意識する、またジジーロンを過労死させないように役割対象との対面でも交代し、後続をクッションにしたりする動きが重要だと感じました。

 

 

また、このサイクルは受けループに比較的強くでることができます。

ラッキー、ドヒドイデエアームド、ポリゴン2、グライオンモロバレル、ヤドランなどを中心としたパーティですが、ジジーロンを猛毒以外の状態異常にすることでほぼすべてのポケモンをみることができるようになります。

ハッサムドヒドイデを誘い、ジジーロン(とレヒレ)がラッキーを誘うのでハッサムを対面させてラッキーのでんじは読み交代や、ドヒドイデのねっとう読み交代で状態異常になった試合は簡単に勝つことができていました。なので、ジジーロンをうまく火傷や麻痺にさせてしまえば(猛毒になることに非常に注意し)、相手は突破できなくなるでしょう。

受けループで辛かったのは滅びゲンガー、きあいだまゲンガー、ハサミギロチン、ステロをまかれることくらいな印象です。

ゲンガー、グライオンについては仕方ないと割り切り、ステロについてはこの3体のほかに受けループに強いポケモンを入れておくといいかもしれません。 

 

 

 

 

 

 

 

【おわりに】

今回好きなポケモンの1匹であるジジーロンを使ってレート2000を達成できてとても満足しています。前回の記事でも書いたのですがジジーロンは本当に強いポケモンだと思っています。フルアタで対面性能を高めることもできますし、へびにらみで後続のサポートもできます。また、今回のようにサイクル運用もできます。もしこの記事で興味が湧いたのであればぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか。

 

ジジーロンについての考察は本当に少なく、シングルでの実績もあまりないと認識しているので自分がその先駆けとなれればと思ったりしております。

 

ジジーロン界隈(?)が賑やかになりますように!!!

 

 

 

 

 

 とりあえずこのサイクルについて考えていたことはすべて書いたつもりですが、もしおかしなところ、ご不明なところありましたら気軽にコメントしてもらえると嬉しいです。気づき次第改善していきたいと思います。

つまらない記事ですが最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

 

 

 

シングル単体考察1

次の特徴に当てはまるポケモンを考えてみてください。




1.第7世代からの登場
2.唯一の特性をもつ
3.唯一の複合タイプ
4.無効タイプをもつ
5.豊富な型が存在する


想像しましたか?

では特徴を追加します。

6.ノーマル・ドラゴンタイプである


では正解発表です。
正解は………


    そう、当然   f:id:dagudig:20180523114440g:plain    である。



まさかf:id:dagudig:20180523114449p:plainなんか想像した人はいないだろう。使用率1位?いやいやこちら誰にも使われてませんが。対として存在するバクガメス君と共に底辺さまよってますが。



ところで皆さんのジジーロンに対するイメージはどんな感じでしょうか。「ジジーロン♀とかババーロンやんwww」「マゴのみ持たせよーぜwww」などとネタにされていた部分もあったかと思います。
この見た目と名前もあって使いずらい部分もあるのかもしれませんが、その逆風に負けずに、しっかりとジジーロンの考察をしていきたいと思います。




まずは基本情報から。

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種族値
78-60-85-135-91-36

【特性】
ぎゃくじょう:相手の攻撃でHPが半分を切ると、Cが1段階上がる
そうしょく:草技を受けるとそれを無効にし、Aが一段階上がる
ノーてんき:天候の影響を無視する

【特徴】
ドラゴン最高のC種族値とCを上げる専用特性をもつ。特殊技のレパートリーが非常に豊富で、蛇睨みや瞑想、羽休めといった変化技も覚える。

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ジジーロンの基本情報はこんなところ。


ジジーロンの耐久値は上に示した通り、高いとは言えませんが、低いわけでもありません。耐久調整を施せばかなり広い範囲の攻撃を耐えることができます。「種族値見ても耐久わかんねえよ」という人のためにH252振り(実数値185)のジジーロンの耐久指数を載せておきます。


防御実数値:105 物理耐久指数:19504
無振りメガリザードンX:20043

特防実数値:111 特殊耐久指数:20608
無振りメガリザードンY:20655

このとおり、ほぼ無振りメガリザードンであるとわかります。
すなわち、逆上メガリザードンですね(鈍足)。
これを見ればある程度の耐久値を想像できるのではないでしょうか。



今回、ジジーロンというポケモンを考察しようと思った理由は、”逆上”という特性に可能性を感じたからです。実はジジーロン、登場時から注目していて、眼鏡もたせてトリル運用したり、襷で蛇睨みしたりと、結構いろんな型を使ってきました。ですがそのような型は今回のようにわざわざ記事にして紹介する必要はないと思いましたので、おそらく多くの人は思いつかないであろう今回の型のジジーロンを考察します。




【考察経緯】
眼鏡やチョッキ、襷をもたせた型では回復手段がないためどうしても対面よりの動きになってしまいます。例えば、「相手の攻撃をくらうことで逆上が発動、そこからのこちらの攻撃で相手を倒すが、相手の後続に倒される」というような動きですね。これらでは、広い範囲のポケモンをみることができるメリットがありますが、それなら他のポケモンで代用ができる気がしました。
そこで、逆上を何度も発動させるために高速回復技である羽休めに注目し、これがあればサイクルの中に組み込むこともできるのではないか、これまでの対面よりではないサイクルよりの立ち回りができるのではないか、と思いました。そのためには役割対象を定め、苦手なポケモンに無理に突っ張らず、サイクルを回そうと考え、今回の型にたどりつきました。





前置きが長くなってしまいましたが、今回考察する型はその最大の個性といえる逆上を複数回発動させるために、積み技である瞑想と、回復技である羽休めを搭載した、無限逆上型です。
瞑想を採用するということで、役割を特殊受けとし、幅広い範囲の特殊ポケモンをみるために努力値はHDに振ることにします。



ここで、今回紹介するHDベースの瞑想羽休め型のジジーロンを紹介します。

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f:id:dagudig:20180523114446p:plain 実数値(努力値)185(252)-x-105-177(44)-138(212)-56
性格:ひかえめ
特性:ぎゃくじょう
技構成:
ハイパーボイス、めいそう、はねやすめ、@1
持ち物:たべのこし

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今回この型を、多くの特殊ポケモンに対する役割に加え、「本来ジジーロンに有利であるが、実はジジーロンの方が有利である」ことをコンセプトにしました。その結果、カプ・コケコとゲッコウガを特に意識しました。
持ち物をたべのこしにすることで、カプ・コケコを起点にしたり(後述)、特殊ポケモンに対する受けの範囲が広がり、より安定するようになります。


【差別化】
他の特殊積みポケモンとの差別化としては、ハイパーボイスの一貫性や身代わり貫通、技範囲、タイプ相性に加え、その特性による爆発的な積み性能で十分に差別化できていると思います。




では、この調整のジジーロンがどの程度戦えるか、使用率上位の特殊ポケモンとのダメ計や解説を行っていきます。
ここからが、今回のジジーロンの具体的な強さを知ってもらえるところだと思うので是非見ていってください。

※残飯の回復量(6.6%)がかなりキーになってくるため、ダメ計では個人で考慮してください
※ダメ計での()は1瞑想後のものであり、その後ろの()は2瞑想後のもの







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f:id:dagudig:20180608130626p:plain
C200→ムンフォ:84.3~100.5%(56.2~68.1%) Fサイキネ:60~71.3%

H145D135に対して、
ハイパーボイス:46.2~54.4%
+1ハイパーボイス:68.9~81.3%
+2ハイパーボイス:91.7~108.2%


対面からでは勝てないが、1瞑想後からなら逆上込みで50%の乱1。1度羽休めをはさむのもあり。



f:id:dagudig:20180608130631p:plain
C161→ムンフォ:68.1~81%(45.4~55.1%)
C115→ムンフォ:48.6~58.3%(33.5~40%)

H177D150に対して、
ハイパーボイス:33.8~40.6%
+1ハイパーボイス:50.8~59.8%


相手がCに振っている型であれば厳しいが、HBや、HSならば戦えなくはないが、対面から勝つのは厳しい。



f:id:dagudig:20180608130621p:plain
C147→マジシャ:52.9~62.7%(35.6~42.1%) F10万:22.1~25.9%
眼鏡C147→マジシャ:78.9~94% F10万:32.4~38.9%

H145D95に対して、
ハイパーボイス:64.8~77.2%
+1ハイパーボイス:97.9~115.8%


起点。対面からなら瞑想を積んでマジシャを2耐えする。あとは羽と瞑想を駆使して積み、適当なタイミングで突破すればいい。後出しから瞑想の起点にするのはかなり厳しいが、羽連打で逆上の起点にすることはできる。有利対面。



f:id:dagudig:20180608130739p:plain
C155→冷B:62.7~74.5%(42.1~49.7%)悪波:27.5~32.9%
珠C155→冷B:81.6~96.7%
C170→激流カノンZ:58.9~69.7%

H147D91に対して、
ハイパーボイス:68~80.2%
+1ハイパーボイス:100.6~119%


対面から瞑想の起点にすることは無理であるが、逆上ハイボで倒せる。激流身代わりはハイボ貫通するので当然倒せる。今回のC調整はこいつを意識したところもある分、冷Bから入ってきたゲッコウガは襷以外勝てる。また、火力アップアイテムを持っていない場合、悪波+冷Bを耐えるので後出しもできる。瞑想後に対面した場合、冷Bを2耐えするので起点。襷以外勝てる。もちろんけたぐりは考慮しない。



f:id:dagudig:20180608130952p:plain
C232→めざ氷:42.1~49.7% 気合玉:82.1~97.2%(55.1~65.9%)(42.1~49.7%) オバヒ:50.2~59.4%
C211→めざ氷:37.8~45.4% 気合玉:74.5~88.6%(49.7~59.4%)(37.8~45.4%)

H153D135に対して、
ハイパーボイス:43.7~51.6%
+1ハイパーボイス:65.3~77.1%
+2ハイパーボイス:86.9~102.6%
+3ハイパーボイス:108.4~128.1%


交代際めざ氷+オバヒは特化でもほぼ耐えるので、気合玉のないリザYなら後出しから起点にできる。1瞑想後なら気合玉があっても命中率を考慮すれば瞑想の起点にできなくはない。気合玉や、エアスラ怯みくらいでしか突破されない。有利対面。



f:id:dagudig:20180608130605p:plain
C179→ヘドウェ:37.8~45.4% 流星群:103.7~123.2%(69.1~82.1%) Z流星群:155.6~182.7%(103.7~123.2%)(77.8~91.8%)

H148D93に対して、
ハイパーボイス:65.5~77.7%
+1ハイパーボイス:97.2~115.5%


1瞑想後なら龍Z以外勝てるが、ほぼ龍Zなので無理。+1ハイボで基本的に落とせるので相手が悠長だったら勝てるかなくらいだが、こちらからのドラゴン技を考えたら悪巧みはかなりしずらいはず。不利対面。



f:id:dagudig:20180608130750p:plain
C222→ラスカ:39.4~47%
A170→聖剣:60.5~71.4%
A222→聖剣:77.8~91.8%

H167D70(ブレード)に対して、
シャドボ:92.2~108.9%
火炎放射:102.9~122.1%

H167D170(シールド)に対して、
火炎放射:43.1~51.5%


こちらの持っている技によるが、S無振りでも最遅ガルド抜かれなので後ろから攻撃できる。特殊型でも聖剣もちを考えたら瞑想は積めないし、物理型は剣舞を考えたら悠長なことはできないが、相手目線からしたらジジーロンがわからないと思うので、こちらからは攻撃するしかないような気もする。毒ガルドは相手の行動を読めれば勝てなくはない。有利対面だと思いたい。



f:id:dagudig:20180608130811p:plain
C190→ヘド爆:37.8~45.4%(25.9~30.8%) 気合玉:67~80%(45.4~54%)
C222→ヘド爆:44.3~52.4%(29.7~35.6%) 気合玉:78.9~92.9%(52.9~62.7%)

D115に対して、
シャドボ:94~112ダメージ
+1シャドボ:140~166ダメージ
火炎放射:52~62ダメージ
+1火炎放射:79~93ダメージ


気合玉があったときはリザYのときと同じ。基本的に瞑想の起点にできるが、毒や滅び、催眠を考慮するなら悠長はできない。シャドボならHSゲンガーでも確定2発、+1放射ならHSゲンガーでも75%の乱数で2発でもっていける。有利なことが多い。



f:id:dagudig:20180608131034p:plain
C197→めざ氷:35.6~42.1% 気合玉:70.2~83.2%(47.5~56.2%) Z気合玉:(73.5~87.5%)
C216→めざ氷:38.9~46.4% +2めざ氷:(51.8~61.6%)(38.9~46.4%) 気合玉:76.7~90.8%(51.8~61.6%)Z気合玉:(81~96.2%) +2Z10万:83.2~98.3%

H154D100に対して、
ハイパーボイス:59~70.1%
+1ハイパーボイス:87.6~103.2%


対面からは気合玉がなければ起点。C216ボルトに悪巧みされても瞑想後のジジーロンならまた瞑想すればほぼ受かるのでそこから羽でいい。基本的に+2ハイボでおとせるので+2になったら殴っていきたい。1瞑想後、または気合玉がなければ有利対面。



f:id:dagudig:20180608130717p:plain
C125→冷B:33.5~40% +1冷B:49.7~59.4%
C172→冷B:46.4~55.1% +1冷B:69.1~82.1%

H191D115に対して、
ハイパーボイス:27.2~32.9%
+5ハイパーボイス:95.8~113%
H191D161に対して、
ハイパーボイス:20.4~24%
+6ハイパーボイス:78.5~92.6%


毒がなければ完全に起点。基本的にC+2になったら殴っていっていいか。相手の交代を読まないなら、ありがたく6積みさせてもらう。ぎりぎりまで羽をみせなければ居座ってきやすいと思う。逆に言えば、羽を見せれば次に交代してきやすいのでわざと羽をして次に殴るのはあり。毒がなければ有利対面。



f:id:dagudig:20180618194620p:plain
C205→冷B:55.1~64.8%(36.7~44.3%)

H161D95に対して、
ハイパーボイス:58.3~69.5%


相手がテクスチャー以外はおそらく負ける。冷B+瞑想後冷Bをほぼ耐えるのでテクスチャーZなら対面で瞑想すれば勝てる。テクスチャーとわかったら有利対面だが、後出しからでは勝てない。



f:id:dagudig:20180608130611p:plain
C205→さざめき:41~48.6% +1さざめき:61.6~72.9% めざ氷:36.7~44.3% +1めざ氷:55.1~64.8%

H161D125に対して、
ハイパーボイス:45.3~54%


相手の+1めざ氷+めざ氷はほぼ耐えるので後だしでも瞑想から起点にできる。特化でさざめき持ちの場合のみ後だしから起点にするのは厳しい。お互いに+6まで積んだとしたらダメージ的にこちらが有利。C特化ではないウルガもかなりいるのでほぼ勝てる。虫Z以外有利対面(後出しから勝てる)。






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【相性のいい味方】
上の解説を見て頂いてお気づきの方もいるかと思いますが、この型のジジーロン、毒々にはもちろん、物理に対する性能がかなり低いです。例えば、無振りランドの地震が48.6〜57.2%と、かなり入ります。これらの弱点をうまく対処するためにサイクルを回すポケモンとして「カプ・レヒレ」が挙げられます。ミストフィールドで状態異常耐性をもち、苦手なドラゴン、格闘、氷を半減にできます。また、お互いの相性補完としてゴーストタイプを採用したり、威嚇もちとサイクルを回してもいいと思います。他によさそうなポケモンや、「これいけそう」と思ったポケモンなど、気軽にコメントして頂けると喜びます。




【おわりに】
いかがだったでしょうか。結構興味をもってもらえたと思います。使ってみたいと思った方もいるのではないでしょうか。

今回のジジーロンですが、起点にできないポケモンに対しても、1発くらって逆上してから攻撃しても、かなり削れるくらいの火力はあります。技範囲もかなり広いですし、いろいろなポケモンに役割を持てます。瞑想をきって技範囲を増やすのもありかなと思います。



この記事でジジーロンを使う人が増えると嬉しいです。また、シングルのジジーロンの記事を調べたときに、この記事を読んでもらいたいですね。本当に記事ないですから。



※まだ完成した記事ではないですが、これ以上は進展しないと思い公開しました。抜けている部分や疑問点など沢山あると思いますのでコメントして頂けると気づき次第、修正、追加します

【S9使用構築】バンギラティナットサイクル 最高2032

初めまして。TNダグ.でシングルレートしてます。
S9シングルで自身初のレート2000を達成し、完成度の高めな構築ができたのではと思いブログで公開することにしました。少しでも参考になればうれしいです。

【メンバー紹介】

f:id:dagudig:20180515212801p:plain



【個体解説】
バンギラスバンギラスナイト
いじっぱり 201(204)-211(60)-170-x-140-122(244)
かみくだく れいとうパンチ じしん りゅうのまい

HSベースの竜舞メガバンギ。Sは1舞でジャロ抜き、1舞かみくだくでH167グロスをおとせるくらいにAを振った。Hに振ったから勝った試合もあったしAに振らなかったから負けた試合もあったので難しいところ。竜舞バンギは最速のことが多い印象だが、いじでも気にならなかった。強いて言うならゲッコウガ抜いておきたい。


ラティアスゴツゴツメット
おくびょう 175(156)-x-120(76)-137(52)-151(4)-173(220)
サイコキネシス れいとうビーム どくどく じこさいせい

物理はガルーラ、バシャ、ロップ、ガッサ、特殊はリザY、ボルト、サンダーなどをみていた。Sが準速マンダ抜きで、ゴツメ+冷BでだいたいのマンダをおとせるくらいまでCに振って、HBは特化マンダの捨て身耐えだった記憶。けっこういろいろ耐えてかなり使いやすかった。


ボルトロスこだわりスカーフ
おくびょう 154-x-91(4)-197(252)-100-168(252)
10まんボルト ボルトチェンジ きあいだま めざめるパワー

補完に入れてみたら結構強かった。電気無効がいないパーティには100%出していた。つかいやすい。
最初はスカーフコケコだったがフィールドがないと火力が残念なので変更したところうまく噛み合った。


ダグトリオきあいのタスキ
ようき 111(4)-152(252)-70-x-90-189(252)
じしん がんせきふうじ きしかいせい ステルスロック

かわいい。役割対象を逃がさず狩るもぐら。きしかいせいでカミツルギを比較的安定して狩ることができるが、ナットレイに7割くらいしか入らないところが愛らしい。かなりなめられてるのか初手からウツロイドとかウルガモスとかから入ってくる人もいて3対2から始まる試合もちょくちょくあった。強い。


ナットレイ@たべのこし
のんき 181(252)-114-187(148)-x-150(108)-22
ジャイロボール タネマシンガン のろい やどりぎのたね

ミミッキュをみる枠。よくあるナットレイの調整にのろいを搭載しただけ。残飯なのは相手のナットを安定してみるため。グロス入りには9割選出していたけど今期はアムハンもちが多すぎた。


スイクン@ミズZ
ひかえめ 175-x-135-156(252)-138(20)-135(236)
ハイドロポンプ こごえるかぜ めざめるパワー(炎) めいそう

ガルドを削る駒。ドロポンZで無振りリザXが確定1発くらいの火力が出て、こご風と合わせるとかなり広くのポケモンに打点をとれる。後半はジャラランガが増殖したのでレヒレにするかずっと迷ってた。Sはガッサ抜き。めざ炎なのはハッサムへの削り。冗談抜きに強い。


【選出と立ち回り】
基本選出はバンギラティナットだが、決まってどれを出すとかいうのは特になかった。相手のパーティによって選出パターンが全く異なったのはサイクルパとしてはいいことだと思う。
立ち回りはサイクルしながら削りをいれて誰かの圏内にいれるというサイクルパの基本の動きをしたことが多かった。どうしても削れないポケモンはうまくダグトリオではめたり、積みポケで無理やり突破した。


【無理なポケモン
ヘラクロス:全員1撃
ジャラランガ:3タテ、なぜ増えた
めざ炎モロバレル
格闘Zミミッキュ
オニゴーリ:うん







【軽く自己紹介】
好きなポケモンディグダバクーダジジーロンドンカラスです。軽く色違い孵化もやってます。
シングルのジジーロンとかの記事はまったく見ないのでこれから書いていきたいと思います。最後まで見て頂いてありがとうございました。