キョダイオウドウ原案
この記事について
実はこの記事は「剣盾使用構築3」というタイトルだった.キョダイオウドウが解禁されたシーズンで使用していたが結果が出ず,記事自体の作成はしていたものの未完成のままブログの中で眠っていたため公開する次第となった.
準伝が解禁された今,活躍がさらに難しくなったことは理解しているが,鋼ステロという唯一無二の性能が非常におもしろいため,もしキョダイオウドウを使いたいという方や,この記事を読んで構築を考えてみたいと思った方がいれば非常に喜ばしいことである.
ぜひ僕一人の力では無理だったキョダイオウドウを活躍させてあげてほしい.
- 注意
中身がかなり古く現環境とはかけ離れた考察が記述してあるため,正直読む必要はほぼない.とはいえ必要な部分をピックアップした記事を書くのは面倒だったため,本当に興味や意欲があったり時間がある方以外はこの記事を読むことはおすすめしない.
ーー以下過去に編集ーー
使用構築
@2
構築経緯
以前からダイオウドウのキョダイコウジンによる"はがねステロ"が面白そうだと思っていて、"通常ステロ"と合わせることで相手の後続のポケモンのHPを大きく減らした状態で展開させられるのが強力だと思い、解禁されたのもありこのポケモンを軸に構築を組み始める。このとき、現環境においてWステロで多くのポケモンに対して1/4以上のダメージを見込めると思ったのもあった。
Wステロを撒いたときにこちらの後続の非ダイマックスポケモンで詰めるのが前提となるため、ダイマックスが前提とならないポケモンを探す。さらに、相手のHPが大きく削れているということからこちらの対面性能を押し付けることが出来ると思い、対面性能が高いポケモンで構築をまとめることに決める。ここでサイクルをすればWステロの削りから有利なサイクルができるかと思ったが、相手のダイマックスが残っていることも大いにあり、ダイオウドウが非サイクル向きの性能(ステロを撒いている間に疲弊する)であることから、残り2匹で相手をごまかし続けるのは厳しいと考えサイクルはしないことに決めた。
高火力ステロとの相性を考えていたときにまず思いついたのが高威力先制技であり、特性による安定したダイマックス枯らし性能を持ち、ふいうちにより多くのポケモンを縛れそうな珠みがわりオーロンゲを採用。
みがわりとの相性がよく、より高火力を見込めるチイラのみでの採用もありか。この場合珠ダメによる型バレを防ぐことができ、またHP調整を安定させることもできる。ダイオウドウとの並びでトリックルーム展開を警戒させられ、のろいみがわりによる流し性能と嵌め性能、対ダイマックス性能をもっているミミッキュを採用。先発で運用しない想定のためいたみわけ型ではなく、じゃれかげを採用することでSが負けている相手に対しても最低限の対面性能を持たせた。
対面性能が高いポケモンという枠で思いついたのが以前使っていた襷特殊ふいうちドラパルトであり、ドラパルトを採用。
この時点でドリュウズとトゲキッスに薄いと感じていたため、ドリュウズより速く、トゲキッス(HP半分のDMトゲキッス)をワンパンできる火力のあるポケモンとしてエースバーンを採用。
という形で構築を組んでいた。正直なところ上4体()に関する使用感は納得できるもので、この4体で相手が対面構築やそれに近い構築だったときは対処できることが多かったが、サイクルに対する勝率が悪くカビゴンやアーマーガアに容易に詰まされたり、ガオガエンに荒らされてダイマックスを通されたりして負けることが多かった。さらにドヒドイデを倒せるのがサザンドラだけであることからこれ以外の対面をしてしまったときに毒を恐れて交代を躊躇して実質1匹きってしまう立ち回りをしてしまうことが多かった。
それ以外にも単体でアシレーヌが非常に重かったり、全体的に技範囲が狭いためトリトドン等に対する打点がなかったり、ダイオウドウが苦手な地面や高火力に対する引き先がいなかったりと、構築時点で見えなかった課題が次々に浮かび上がってきた。それを克服するために上4体を固定して残り2体を考えることにした。
ここで見つかった課題が以下で、
- 、、、、が重い
- が無理
(途中)
個体解説
初手から展開するWステロ要員。多くの攻撃を2耐えする耐久により比較的安定してWステロを撒くことができる。
調整
ステルスロック→キョダイコウジンをする前提
特性 ばけのかわ
性格 ようき
技 じゃれつく かげうち のろい みがわり
持ち物 フィラのみ
努力値 H4-A252-S252
ASじゃれかげによる最低限の火力と、のろいみがわりによる低速への縛り枠。
Wステロで疲弊した相手を縛る高火力先制技枠。あくび展開に強い第2のダイマックス枠。
調整
広い技範囲による高い対面性能を持った高速アタッカー枠。
※+1準速パッチラゴン抜き、ほうしゃふいでドリュ86.71%→89.45%
受け対策としての枠。
高威力技による高い対面性能をもった補完枠。
調整
- C189トゲキッスのダイジェット耐え
↕
特性 もうか
性格 いじっぱり
技 かえんボール とびひざげり ふいうち ニトロチャージ
持ち物 もくたん
努力値 A212-D84-S212
Sをアイアント抜きからサザンドラ抜きまで落とし、DMドリュウズや、H252トゲキッスを落とせる確率を高めた。
選出
初手Wステロからミミッキュを展開。ミミッキュの対面性能を押し付けていき、最後はオーロンゲで詰めていく選出。のろいとWステロ、またオーロンゲのみがわりとの相性が良いため、相手が対面構築だったり、オーロンゲのふいうちが刺さっている場合には積極的にこの選出をしていきたい。
Wステロを通したいが、初手にドリュウズなどダイオウドウが窮屈な立ち回りになってしまいそうなポケモンが多いときに、それらを対面処理しやすいドラパルトから展開し、場合によってダイオウドウに交代することでWステロ展開をする選出。
Wステロが刺さっていないとき、またカバルドン等により満足な展開ができなさそうなときに対面性能の高いドラパルトから展開し、場合によってオーロンゲでダイマックスを使用する選出。何かの保険のためにミミッキュを選出することが多かった。
のふいうちの火力目安
A+0
- H4に
75.5%~
-
- B4→10/16で確定
- 無振り→12/16で確定
- H4に
71.8~84.5%
- H4に
57.8~68.4%
- H4に
26.7~31.6%
A+1
- B4に
96.7%~
- に
73.3~87.2%
6/16で確定 - H252に
72.6~86.6%
課題
ミミッキュがトゲキッスに勝てる話
前提
ダメ計
C172 130ダイジェット102~120
C189 130ダイジェット111~132
C189 マジカルシャイン63~75
A142 90ダイホロウ63~75
A142 130ダイフェアリー91~108
A142 130ダイフェアリー135~160
B-1
A142 かげうち42~51
B-1
立ち回り
(ミミッキュ、トゲキッス)
(みがわり、ダイジェット)※1
(ダイウォール、ダイジェット)※2
(ダイホロウ、ダイジェット)※3
(ダイフェアリー、マジカルシャイン)※4
(かげうち、)
立ち回り詳細
※1
トゲキッスのDMターン調整のためみがわりから選択
ミミッキュのHPが83
に トゲキッスDM残り2
※2
トゲキッスのDMターン調整のためダイウォールを選択
ミミッキュのHPが166
に ミミッキュDM残り2トゲキッスDM残り1
※3
ダイジェットが102~132
のためミミッキュの残りHPは34~64
→きのみ発動でHPが76~107
に
ミミッキュDM残り1トゲキッスDM終了
※4
マジカルシャインを確定耐え
ミミッキュの攻撃は「90ダイホロウ、130ダイフェアリー(B-1)、かげうち(B-1)」であり、H244キッスと仮定して、トゲキッスの残りHPがダイホロウで307~319
のためDM終了時に153~159
となり、その後のダイフェアリー+かげうちでおそらくトゲキッスの耐久振りに関わらず落とすことができる。